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2008年 Oct月の過去記事

バラマキは愚策だよねぇ

日記|2008年 10月 30日|固定リンクコメント(0) このエントリーを含むlivedoorクリップ このエントリーを含むはてなブックマーク del.icio.usへブックマーク Yahoo!ブックマークに登録
なんかまた1世帯あたり3、4万くらいだっけ、そのくらいの商品券をばらまくとか。

それくらいの金額がもらえるんであれば、なんか買うかもしれんけど、それが景気浮揚につながるとはまったく考えられんのだけど。そもそもその金はもともと税金で、納めた税金が必ず使わなければならないカネとして返ってきた、というだけの話。それは俺たちが使うんじゃなければ、政府が使う予定だったカネだったわけでしょ? 使う主体が変わるだけで金額変わらないじゃん。

というよりは、同じだけの予算で物価を下げるための施策を打った方が景気浮揚につながるんじゃないか?


品目を決めた国内産食料品の消費税0%とか、医療費の個人負担率を引き下げるとか、出産や子育てまわりのサポートにまわすとかさ。要するに、「国民に、どのようにこの社会を生きていってもらうか」のところに焦点を絞らないと、結局なんにもならんと思うんだけどね。

景気なんてしょせん消費側のテンションで決まるんだから。「うおーこれやすい買っちゃおう」的な機会が増えれば、買い物熱が出てくるでしょう? ヤマダ電機だってH&Mだって、そうやって顧客のテンションをあげることで購入機会と購入品目を増やそうとしているわけで。


麻生さん、こんなダメ政策にGOを出しちゃダメだよ。
麻生さんがこれを進めなさいと言ってるとしたら、ちょっと救いようがない気がする。だって、顧客にカネ配って商品買ってもらうことって経営センス上ありえないでしょ?




日本経済はおしまいです論調

日記|2008年 10月 27日|固定リンクコメント(0) このエントリーを含むlivedoorクリップ このエントリーを含むはてなブックマーク del.icio.usへブックマーク Yahoo!ブックマークに登録
本文、そしてそれにもましてコメント欄が素晴らしいので自分用メモ。

やはり、日本の強いセクターはとても強いよ [切込隊長BLOG]


コメント欄がとても的確な皮肉で示しているように、マスコミや経済学者を名乗る人たちはなんの現象にも関連づけて「日本経済はおしまいです」と言いすぎ。正直、やかましい。

下記、あまりにも素晴らしいコメント欄の引用。

558 名前:名刺は切らしておりまして[sage] 投稿日:2008/10/26(日) 19:57:11 ID:tTszH4cL
円高⇒ 輸出企業壊滅で、日本経済はおしまいです。
円安⇒ ドル建てGDP減少で、日本経済はおしまいです。
株価下落⇒ 日本経済はおしまいです。
株価上昇⇒ バブルの上、世界各国の上昇率に比べると、下落しているのも同じです。 日本経済はおしまいです。

GDP上昇⇒ 実感なき経済成長に過ぎません。日本経済はおしまいです。
GDP減少⇒ 日本経済はおしまいです。
世界経済縮小⇒ 外需依存の日本経済はおしまいです。
世界経済拡大⇒ 日本の存在感がなくなり、日本経済はおしまいです。

物価下落⇒ デフレで日本経済はおしまいです。
物価上昇⇒ インフレで日本経済はおしまいです。

日本が米国債を増やした⇒ 日本はアメリカの飼い犬で、日本経済はおしまいです。
日本が米国債を減らした(現実はこっち)⇒ アメリカへの影響力が薄れ、日本経済はおしまいです。

中国株価下落⇒ 調整です。日本経済はおしまいです。
中国株価六割下落⇒ 調整です。日本経済はおしまいです。
中国不動産バブル崩壊⇒ 不動産価格が正常化しています。日本経済はおしまいです。
中国貿易黒字激減⇒ 中国が内需を拡大しています。日本経済はおしまいです。

中国人民元上昇⇒ 中国が存在感を高め、日本経済はおしまいです。
中国人民元下落⇒ 中国輸出企業が興隆し、日本経済はおしまいです。

中国が米国債を増やした⇒ 貿易黒字がとどまるところを知りません。輸出大国と言われた日本経済に明日はありません。
中国が米国債を減らした⇒ ドルへの依存度を減らし、自立経済を模索しています。日本経済に明日はありません。


結局どういうマゾな国民性か知らないけどどんな現象が起きても「日本経済はおしまいだー」って言いたいんだよね。そして、それを読んだり聞いたりして危機として「うわーたいへんだー」とか言ってる俺たちがいる、という構図。


滑稽だと思わないかい?



Macをドルで買うと安い

mac|2008年 10月 27日|固定リンクコメント(0) このエントリーを含むlivedoorクリップ このエントリーを含むはてなブックマーク del.icio.usへブックマーク Yahoo!ブックマークに登録
いま1ドル94.3円。

MacBook を日本で買うと、148,800円。
USで買うと、94.3*1,299=122,495円。
(なんと新型MacBookが白MacBookとそれほど変わらない値段で買えちゃう!)

MacBook Air を日本で買うと、214,800円。
USで買うと、94.3*1799=169,645円。

MacBook Pro を日本で買うと、228,000円。
USで買うと、94.3*1999=188,505円。


MacBook Pro(最安構成)が送料込みで20万以内で買えるってのがすごい。
ただ、http://store.apple.com/usは米国内のみ発送なので、米国に拠点がある方のみ購入可能かな。また、当然日本語キーボードは存在しない。

米ドルが下がっており、調達コスト自体は増加傾向にあると思われるので、おそらく円高還元的に日本の価格が調整される可能性は低いかな、と思います。買える方は米国で買うとよいのではないかな、と。


欲しいなぁ。



[追記]
あ、Amazon.comからなら買えるかも。あれ、コンピュータってたしか輸出規制があったような気が。なかったっけ?



[追記2]
下記のようなメッセージがあらわれて、買えませんでした。
残念。

shipping_restriction




分析や予測ってたのしいね

日記|2008年 10月 27日|固定リンクコメント(0) このエントリーを含むlivedoorクリップ このエントリーを含むはてなブックマーク del.icio.usへブックマーク Yahoo!ブックマークに登録
いやはや。これ超楽しい。
2008年はどう予測されていたか [H-Yamaguchi.net]


まぁ、こういうのは基本的に後出しじゃんけんなのでずるいっちゃーずるいんだけども、それにしてもひどいね。結局、分析とか予測ってのはそれが趣味の人のためのものなのかも。「わーたいへんたいへん」って言ってみたり、「ほら俺は事前に当ててたんだ」って言ってみたり。


結局、オトナは信用できる生き物ではないってことだよ。
ひどいもんだねぇ。

DVD「人のセックスを笑うな」を見る

日記|2008年 10月 26日|固定リンクコメント(0) このエントリーを含むlivedoorクリップ このエントリーを含むはてなブックマーク del.icio.usへブックマーク Yahoo!ブックマークに登録
が、途中でやめる。
退屈だった。


ナチュラルすぎて、盗撮ビデオ見てる感じ。
いや盗撮ビデオ見たことないけど。


演出のない、他人の恋愛風景見てもそんなにおもしろいもんじゃないんだなぁ。夫婦ゲンカは犬も喰わないってのと同じで、恋人同士の日常も他人から見たらあーそうですかそれで? となってしまうかも。やっぱ恋愛はみるんじゃなくてするのが一番ですねぇ。

役者はいちいち演技がうまい。というか、それくらいしか見所がない。蒼井優は素晴らしい。



あと、タイトルの「人のセックスを笑うな」について。

サブタイトルに英語の「Don't laugh at my romance」ってのがついてたんだけど、こっちのタイトルの方がよいと思う。私の恋の仕方なんてあんたには関係ないでしょ、という感じの方が映画のイメージに合うでしょう。

というか、「人のセックスを笑うな」というタイトルが変に扇情的でイラッとくる。毎日新聞のタイトルみたい。



ちなみに原作は読んでいない。


MacなSafariのCookie編集ユーティリティ

mac|2008年 10月 22日|固定リンクコメント(0) このエントリーを含むlivedoorクリップ このエントリーを含むはてなブックマーク del.icio.usへブックマーク Yahoo!ブックマークに登録
Mac の Safari の Cookie 情報を編集するユーティリティを見つけたのでメモ。

SafariCookieCutter(日本語版)
SafariCookieCutter(英語版・本家)

検索機能がないのでちょっとあれだけど、まぁソートでなんとかなるかな、といったところ。Cookieを操作して開発に役立てたい場合に使えます。




渋谷で音楽が聞きたいぜ

音楽|2008年 10月 22日|固定リンクコメント(0) このエントリーを含むlivedoorクリップ このエントリーを含むはてなブックマーク del.icio.usへブックマーク Yahoo!ブックマークに登録
ひさしぶりにライムスターのB-BOYイズムを引っ張り出して聞いてみたら、なんだか気持ちが熱くなった。



あまりにもかっこよすぎるな。これ。

これがクラシックで伝説になってしまった曲であることを差し引いて、できるだけ客観的に見てもこのかっこよさは際だってる。トラックはひたすらシンプル、でも足りない感は全くない。歌詞はうなるほどかっこよい。もちろんラップの巧さは当たり前のように他を突き放してる。これさ、感じるまま言えば、このすばらしさの原点は自分たちがやってることに対しての「熱意」しかないんだよね。


翻って最近のJ-POPに目を向けると、ソルジャだのファンキーモンキーだのグリーンだのと猛烈にかっこわるいラップともミクスチャとも言い切れない中途半端な売れセンだらけ。FMつけるとうんざりしちゃう。こんなんばっかで。ちゃんと飯食ってるかってやつ、来年聞いたら絶対恥ずかしいと思うぞ。ちゃんと考えて悩んで曲つくってるか?

流行りの「ちょいラップ調で声がうわずった歌」を聴いて「感動しました。グリーン超いいよねー」とか言ってる若いヤツ、頼むから「たくさん」「いい」「音楽」を聴いてからきちんと自分の耳で判断してくれ。


いや、日本人ができることって、「つきつめたものづくり」しかない気がするんだよ。音楽もそうだし、工業製品もそうだし、サービスだってそうだ。そのほかのことは不器用で一見なんの取り柄もないような感じに見えるけど、自分がこれだと決めたものには一生を捧げて高いレベルを作り上げる。それが結局のところ海外にも誇れる日本人の最終兵器だと思うわけさ。

そういうものづくりは苦しい試行錯誤の連続で、ひょっとしたら成功してもあまり目立たないかもしれない。世界見渡してもほとんど実現できない技術が、薄ぼけた町並みの小さな町工場にある。それがよい意味でも悪い意味でも日本らしい技術のあり方だ。(一方で、ふつうの技術をさも大きく喧伝するのがアメリカらしい感じなんだけどさ。これ本音を言えばうらやましいよな。)


言いたいことは、「ちゃんとものをつくろうぜ」ってこと。


気がついたらいろんなものをカジュアルに利用するばかりになってしまって、そうした生活習慣に飼い慣らされた人間が多くなって、結局そういう人たちが生み出すものは似通ってくる。だって発想の源泉がおんなじだもの。自分たちの「ものづくりの信念」のようなものが薄まってきているから、「マーケティング」だの「ニーズ」だの「ウォンツ」だのと言った、本当にあるんだかないんだかわからないようなものを持ち出してみずからを正当化しようとする。本当のものづくりは、誰かが欲しているからというのではなくて、「それをつくりたいから」つくるんじゃないのか?

あわせていえば、「つくりたいからつくる」という判断をするとき、そこには必ず軸の太い主体性があるはず。ただね、ITまわりで仕事をしてると、ほんとに「丸投げ」が多い。あんまりお客さんのこと悪く言えないけど、「わからないからうまくやっといて」的な仕事、まだまだたくさんあるよね。結果だけに満足するから、あとでうまくいかなくなったときにその原因がわからない。わからないから停滞するってこと、けっこうあるんじゃないかな。


音楽が売れなくなったっていうけど、実際聞くに堪える音楽が少ないよね。たしかに景気が悪くてほかに余暇産業がたくさんあって、という背景はあるけれど、それでもきちんとつくられているものにはお客は向かっていると思う。現にPerfumeの武道館チケットは2万くらいまで急騰してるでしょ?


ライムスターについては、この辺に歴史がつづられてるので時間のあるときにぜひチェックすべし。DABOは好きじゃないけど、この文章にはたくさん愛がつまってて素晴らしいと思う。
ライムスターその壱。
ライムスターその弐。
ライムスターその参。
ライムスターその四。
ライムスターその伍。


ひさしぶりに渋谷で音楽を聞きたくなったなー。
ギラギラした目で、現状がいつも不満で、誰かと群れるのが嫌いで。

こういうハングリーを忘れちゃいかんね。



ちなみに、ライムスターで言えば、これもとてもいいです。
やっぱかっこいいねー。





ちょっとあれだけど、こんなのもあるよ。







見つけた一冊

散歩中に見つけた一冊。


Think globally, act locally. Think locally, act globally.



Think globally, act locally. Think locally, act globally.



いい言葉だなー。


Amazonではお取り扱いしてないのか。
中身はデザイン作品集みたいな感じだったので買おうかどうしようかと思ったけど、手に入らないのであれば買っておこうかな。せっかくみつけたので。



新MacBookでジョブズの引退を思う

日記|2008年 10月 16日|固定リンクコメント(0) このエントリーを含むlivedoorクリップ このエントリーを含むはてなブックマーク del.icio.usへブックマーク Yahoo!ブックマークに登録
新MacBook、実物を見てきました。


中国あたりのリーク情報の写真を見たときはiMacのデザインをノートにもってなんだか微妙だなぁと思ったんですが、実際に発表された写真を見ると、その「モノ」としてのパワーがとても強くて、かっこよくて驚きました。

それと同時に、現在の「ノートPC」という概念の完成型にとうとう足を踏み入れた気がして、少しさみしい気がしました。あと2、3世代くらいアップデートされたあたりで、「ノートPC」の概念は完全に埋め尽くした完成物になるのだな、と。

あるカテゴリの商品は、メジャーなマイナーなアップグレードを繰り返して、「モノ」としての完成度を上げていきます。おもしろいのは進化が続いていく過程を僕らが体験できることで、いきなり完成されたものがあらわれることではありません。もちろん、完成度のレベルが低ければ観察の対象にすらならないので、どのくらいの完成度レベルで「モノ」を提供するか、ということがもの作りにかかわる人間が一番気にするべきさじ加減であると思います。プロダクトそのものの魅力だけでなく、デザイン、コスト、技術の普及のタイミング、マーケティング手法といった、プロダクトにかかわるあらゆる味付けのバランスが、僕らが「魅力あるプロダクト」として体験するものである、ということですね。


写真を見て、かなり完成度が高いなぁと思ったんですが、実物を見て、いっそうその印象を強く持ちました。


剛性、高級感、ものを持つことの喜び、コンピュータを使うことへの喜び、さわり心地、あらゆる角度からのルックス、そういうものが丹念にひとつずつ美しく仕上げられたプロダクトだなぁ、と。これだけの完成度を誇る製品を作り上げることがどれだけ難しいか、ものやサービス作りにかかわったことのある人ならばわかるのではないかな、と思います。


フェラーリもデザインした日本人工業デザイナーKEN OKUYAMAさんのお話。
ANA World Air Current [J-Wave]


普通、車の模型はシルバーで作るんですが、フェラーリは模型から赤で作るんです。シルバーで作った上に膨張色の赤を塗ると重たく見えるんですよね。だから僕はあるプレゼンであえてシルバーのモデルを見せたんですが、それを見たエンツォ・フェラーリの息子ピエロさんは涙を流しながら怒って「フェラーリっていうのは赤なんだよ!」と帰ってしまったんです。


ものを真摯に美しくデザインするとき、そこには圧倒的なこだわりと偏狭なまでの信念があります。フェラーリが赤で全方位的にデザインが美しくなければならず、かつ世界一速い車でなければならないように、アップルの製品もどの包囲から見ても美しく、人の手にふれる手触りが心地よく、マニュアルがなくてもすぐに使いこなせるでなければならない製品でなければならない。そんなメッセージが込められているような気がします。



ここまではいいのですが、「PC」というカテゴリの商品が完成型になるということは、その完成型になるまでの過程を担ってきた人物の引退を意味します。

思えばWindowsとしての完成型はXPで、ゲイツはそれが普及しきったタイミングで引退となりました。Vista は単純に未来を簡単に考えすぎてしまったのと、力んでしまって空振りしてしまった、という感じですね。新しいWindows7 はVistaの改善版となると思いますが、そもそもWindows自体のコンセプトを新しい方向に舵を切らないと、現在のOSそのものに革新を起こす余地があまりないと思います。それくらい、けっこうみんなXPで満足してしまっている、と。ダウングレードサービスやネットブックの流行はまさにそれを物語っていますよね。


翻って、ジョブズ。

今回のラインナップ一新で、さらにデザインが洗練されただけではなく、普及版ノートPCに高性能GPUがつきました。もはや「PC」のカテゴリの製品のアップグレードは、単純なスペックアップとデザインのマイナーチェンジに過ぎなくなるのであれば、その革新の歴史が幕を閉じることを意味します。

今回の発表のプレゼンではジョブズの登場時間は全体の中の一部であったことを考えると、やはり世代交代を意識したプレゼン構成だったんだろうなと思います。
ジョブズ、引退の準備? [GIZMODO Japan]


まぁ、老けたなぁというのが印象なんですが、わかっていてもなんだかやっぱりさみしいですよねぇ。


それでも時代は前へ前へと進み続けるわけで、世代交代後のアップルの製品が、さらに新しい革新性をもって発表され続けるといいなと思います。



それはそうと、これほどまでこだわりが込められた製品づくりって、本来なら日本の会社がやらなくちゃいけないんですよね。ホントは。なんか、自分たちがやらなくちゃいけないんだな、と改めて思います。日本のプロダクトを見ると、なんだか似たようなデザインのダサい低コスト商品ばかりですもんね。あんまり大企業の人たちばかりにまかせてちゃいけない。



俺たちがやらなくちゃ。



アイデアと、具現化の話

日記|2008年 10月 16日|固定リンクコメント(0) このエントリーを含むlivedoorクリップ このエントリーを含むはてなブックマーク del.icio.usへブックマーク Yahoo!ブックマークに登録
ふらりと読んだブログにとても共感した。
定着のイメージを持たないコミュニケーション・デザインの気持ち悪さ [ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)]


このエントリは、「定着」というキーワードから、「自分の中にあるイメージが媒体物に具象化されることをもってはじめてクリエイティブと言う」ということをとてもわかりやすくまとめたお話で、とても共感できた。もっと簡単に言えば、「自分の中にあるイメージを、自分の力で具現化することの大切さ」と言えばいいだろうか。


こんな話を書いてしまうと、受託開発のお仕事をいただけなくなってしまうかもしれないのだけど(それはとても困るのです)、明るい未来のためにあえて書こうと思う。



「アイデアは俺が考える、だからキミはそれを実現化して」と言う人はとても多い。


これは一見とても理にかなった話。

アイデアを思いつくことと、アイデアを現実世界に落とし込むことは全然違うノウハウが必要で、そのノウハウに必要な知識のバックボーンの質も量も当然異なってくる。そのバックボーンは、それまでその世界にタッチしてこなかった人からすれば完全に未知の世界で、だからこそ「専門家に依頼する」という仕事が発生することになる。

ただ、仮に「専門家へ依頼する」という選択を行ったとしても、そこに主体的にかかわるのか、あるいは依存的にかかわるのかによって、その効果は大きく変わってくると思う。

「主体的にかかわる」とは、自らのアイデアに対して、自分のできる最大限の具現化を施した上で、その改善や高次レベルへの引き上げを求めて専門家に依頼する、という姿勢。「依存的にかかわる」とは、自らのアイデアを簡単に専門家に伝え、「なんとかうまいことしてくれ」と丸投げするケース。

自分の経験の範囲内だが、この両者を比べたとき、圧倒的に前者の方が価値の高い具現化ができる確率が高い。そりゃ当たり前と言われたらそれまでなのだが、そうは言っても圧倒的に「丸投げ」のケースの方が多いと思う。なぜ、お金を負担するにもかかわらず、失敗する確率が高い方を選びがちになるのだろうか?


こういう質問設定をすると、決まって「システムのことなんて、専門に勉強しないとわからないから」と答えがあがるだろう。そもそもおカネを出してシステムを作ってもらうのに、なぜ発注側がシステムについて詳しくならなければならないのか、と。


でも、こう考えてみてほしい。

ある日、あなたの健康診断で、「腫瘍が見つかった」と診断された。「『石灰化上皮腫』という名前の腫瘍で、もちろん命の心配はない」と言われる。あなたは、ああそうですかとなにもしないだろうか。それとも、「石灰化上皮腫」について家庭の医学やインターネットで調べてみるだろうか?


「主体的にかかわる」とは、求める結果が出てくるために絶対的に必要な条件である。そして、「主体的にかかわる」とは、泥臭くて地味な作業を必ず含むものである。「自分の健康を確認する」という目的は、知らない腫瘍の名前を調べてみる、という地味な作業を行わなければ達成することができない。


つまり、目的の実現のためには「そのアイデアの具現化のために、自分はどんな具体的な作業をしたのか」を常に自問する必要があるということ。これがないと、目的が達成できないばかりか、人間関係や会社の付き合いの問題も出てきて、マイナスだらけ状態になる。



で、僕の場合。

「アイデアの具現化のために、自分はどんな手を動かしたのか」を自問するあまり、すべてを自分でつくる羽目になってしまった。大切だけど、やりすぎはよくないよ、というオチ。チャンチャン。






ただね、他者のフィルターを通さない、純粋培養な自分のアイデアを、100%自分の手で作り上げるってことは、実は現代社会にそんなに多くない気がするので、これが実現できたらおもしろいだろうなと思ってるですよ。






Macな人の原稿書き用ソフト「Scrivener」

日記|2008年 10月 14日|固定リンクコメント(0) このエントリーを含むlivedoorクリップ このエントリーを含むはてなブックマーク del.icio.usへブックマーク Yahoo!ブックマークに登録
本を書くと言っても、いきなりWordを開いてもその画面の白さに圧倒されしまって、なにも書けない・・・。


本だけじゃなくて、例えば仕事のプレゼンテーションを作成するときとか、スピーチをまとめるときとか、製品マニュアルなんかを書くときもけっこう同じ現象が多かったりする。まぁ、なにかがきっかけで書き始めてしまえば自然と「ノって」きてすらすらと書くことができるようになるのだけど、その「ノって」くるまでが大変なのよ。



というわけで、なぐり書きや必要な調査事項等を好き勝手放り込むことができて、そのメモを少しずつ書き足していくことで原稿を作成してしまおうというソフトがScrivener(スクリヴナー)。Mac専用でインターフェースは英語のみ(?)ながら、とても優秀なソフトですぐに気に入りました。これ、ほんと素晴らしい。

ネタフルさんでも紹介されています。
原稿書きを手助けしてくれるワープロ「Scrivener」 [ネタフル]


たしかにインターフェースは英語で最初はとっつきにくいと思うかもしれないけど、チュートリアルを日本語にしてくださった方がいて、これがまたとても助かります。軽く目を通すだけでほぼすべての操作をマスターできるはず。
Scrivener 日本語チュートリアル [Notes Inegales]


ちょっと使ってみると、ほんとうに直感的に作業が進みます。


まずは必要なメモを好きなだけ書き散らかして、どんどんコルクボードに貼り付けていく。

たくさん書いていくうちに、その文章のコアな部分が見えてきたら、似たメモや関連メモを近くに配置し直す。配置しているうちに文書の構造が見えてくるので、左カラムにフォルダなどをつくり、そこに大まかな構造をまとめていく。そして、その構造の内部に新しくページを作る。

といった感じで作業は進みます。


あとからページの順番の入れ替えや挿入が簡単、誤って消してしまったり閉じてしまっても、基本的にソフト内のバックアップ機能が働いていて、「Empty Trash(ごみ箱を空にする)」の操作を行わない限り文書が消えることはありません。まぁ、Scrivenerのファイル自体が壊れてしまえばどうしようもないんだけど・・・。

Scrivever での編集が終わったらWordファイルへのエクスポートを行えば、ふつうにオフィスソフトで開けるWordファイルになります。文書の整形が必要ならオフィスでやればいいので、このソフトはひたすら文を書くときの産みの苦しみを軽減してくれるツール、ということになるかな。



いやはや、本当に素晴らしいソフトウェアにはドキュメントなどほとんど必要ないことを改めて認識させられます。ソフトウェアの習得コストがゼロになったとき、はじめてそれは愛されるモノになる、ということ。これはおおいに参考にしなければ。

本を書き始める

日記|2008年 10月 14日|固定リンクコメント(0) このエントリーを含むlivedoorクリップ このエントリーを含むはてなブックマーク del.icio.usへブックマーク Yahoo!ブックマークに登録
ようやく仕事の時間に「合間」というものができそう。(そうは言ってもけっこうムリヤリだけど。)というわけで、本を書き始めている。

本を書くのは昔からの夢だったので、それを実現できる(かもしれない)チャンスをいただけたことにとても感謝。本当にありがたいことです。仕事もそうだけど、自分のすべきことは最高のものや仕組みをつくることなので、とにかく品質の高い本が書けるように積み上げていきたいと思います。

お話自体はずいぶん前にいただいたんだけど、起きている時間で自由になる時間のほぼ100%を仕事に費やしてしまったので、なかなか書くことに手をつけられず。取りかかりがおそくてごめんなさい。


内容は技術書です。
まぁ、自分は100%純粋培養の技術者ではないけれど、学校も含めて勉強はほとんど独学だったので、独学愛好者としての視点で、きちんとものが書けたらいいかな、と思う。

これから深夜、ファミレス通いが続くかな。

クリエイティブなルーチン

日記|2008年 10月 07日|固定リンクコメント(0) このエントリーを含むlivedoorクリップ このエントリーを含むはてなブックマーク del.icio.usへブックマーク Yahoo!ブックマークに登録
開発作業を続けていると、他のことができなくなる。

打ち合わせも億劫だし、セミナーやら、申し込んだときは行きたかったことが全部行きたくなくなる。営業しながらプログラム書ける人はすごいな。俺はぜんぜんダメだ。一度頭が営業モードになると、プログラムが書けるモードに戻れるまで半日近くかかる。もっとさらっと切り替えられたらいいのに。


結局、プログラムを書いたりサービス仕様を詰める作業って、クリエイティブなようで毎日同じことの繰り返しなのかもしれない。で、その繰り返しがなにかのきっかけで急に崩れてしまうと、ペースが崩れてしまって立て直すのにちょっと時間がかかるようになる。


きちんと結果を残す作業をしようとするとき、自分にとって気持ちいいルーチンを維持していくことはとても大切なことかもしれない。そういえば野球選手もそうだし、寿司職人もそうだし、優れた人はみんなルーチンの中に自分の状態の作り方を持っているような気がする。


仕事の内容は毎日変わった方が楽しいけど、自分がどんな状態で臨むかってのは同じ状態が望ましい、ということか。崩れやすいのが玉にキズだけど、自然と自分もそんな感じになってきている、ってことカナ。最近は特に肩の力が抜けて、いい感じによいアイデアがコンスタントに出ている。この調子で、世界中の人に喜ばれるプロダクトが生まれてくれたらイイネ。



TOEIC、ふたたび

日記|2008年 10月 01日|固定リンクコメント(0) このエントリーを含むlivedoorクリップ このエントリーを含むはてなブックマーク del.icio.usへブックマーク Yahoo!ブックマークに登録
長いこと英語の勉強してませんが、11月にふたたびTOEIC試験を受けることにしました。
これをきっかけに、また勉強を始めようと思って。


べんきょうしなくちゃー。