過去記事

2009年 Feb月の過去記事

グラフィックデザインっていいな。

日記|2009年 02月 23日|固定リンクコメント(0) このエントリーを含むlivedoorクリップ このエントリーを含むはてなブックマーク del.icio.usへブックマーク Yahoo!ブックマークに登録
オペラシティで開催されている「ライト・イン・サイト」というアート展に行ってきた。

ライト・イン・サイト

こういう、「テクノロジーでアートを表現する」ってのはけっこう好き。デジタルも、うまく使うときちんとアートになるんですよ。



で、そこへ行ったとき、ちょっとした図書館があることに気がついた。

のぞいてみると、グラフィック・映像関連のデザイン資料がたくさん。


なかでもSTUDIO VOICEというデザイン雑誌のバックナンバーの充実度が自分の中で大ヒット。この雑誌、知らなかったけどすっげーおもしろい。

特に90年代前半、コンピュータが一般に登場しはじめたころの記事が秀逸で、いまをトキめくハイパーメディア・クリエイターがニッコニコな「ハッピーメディア・クリエイター」としてものすごいフィーチャーのされ方をしてる。なるほど、この時代にこれだけのことができていたら、そりゃ売れっ子になるわなぁ。


そして、16色とか32色とかしか表現できなかった時代のユーザインターフェースは、いまになってきちんと振り返るととても参考になる。当時できることはたしかに少なかったけれど、そこにチャレンジする人の努力がすごく見えてきて、いま自分はきちんと考えることができているだろうかなんて反省にもなった。


僕が目指すのは、「人が恒久的に好きになるものを、ふつうの人に届けること」なんだけども、それはつまるところ「美しいもの」なんだと思ってる。そして、そのヒントのひとつが、80〜90年代のグラフィックデザインにあるのかもしれないな、と思った。




ラジオっていいよね。

日記|2009年 02月 19日|固定リンクコメント(0) このエントリーを含むlivedoorクリップ このエントリーを含むはてなブックマーク del.icio.usへブックマーク Yahoo!ブックマークに登録
今週のBRUTUS「なにしろ、ラジオ好きなもので」ということで、ラジオ特集。

BRUTUS

ラジオ好きとしてはたまらない企画で、つい買ってしまった。



ラジオはいいですねぇ。

仕事のじゃまにならないし、情報源としてもいいし、インターネットとも親和性が高いし。なによりラジオって、そこに携わっている人のラジオへの愛を感じることができる。ラジオ大好き。

もっとね、ラジオが好きな人が増えたらいいのになーと思う。


僕はもともとラジオ少年だったんですが、radioShark を買ってから再びヘビーなラジオリスナーになりました。スケジュール録音もできるし、iTunesに自動流し込みもできるし。Windows でも Mac でも使えるよ!

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4 アンテナは良いし、使いやすいです
4 Windowsでも使いやすくなったようです
5 鉄筋コンクリートの集合住宅内でも感度はいいです。
5 Linuxでも使えたよ
4 気に入っています


みんな、radioShark でラジオを聞こう!




中川元大臣より、秘書や白川日銀総裁の方がどうかしていると思う

日記|2009年 02月 19日|固定リンクコメント(0) このエントリーを含むlivedoorクリップ このエントリーを含むはてなブックマーク del.icio.usへブックマーク Yahoo!ブックマークに登録
中川大臣が辞めたのは当然だと思いますが、それ以上に気になることがあって。




まず、この状態の大臣を会見に出した秘書や財務省の随行員がおかしいということ。これはお付きの人間が身体を張って止めるべきだし、「元々決まっていた話なのでいまさら止められない」なんていいわけは通用しない。なぜなら、そこにいる人たち全員が日本という国を背負っているのだから。


そして、百歩譲って会見に出ちゃったとして。


この、ヨッパライ口調をとなりで聞いているにもかかわらず、その状態にまったくなんの関心も示さない白川総裁が完全におかしい。ふつうは質疑対応を変わるとか、それができないにしてもとなりに対して多少の心配りを見せる風の態度があるでしょう。体調の悪い上司といっしょに営業に出かけて、上司がしゃべられなくなったら部下ががんばってしゃべるでしょ? なんかこう、根本的な価値観に違和感がある。


この件を含めて、最近の政治家関連を振り返ってみると、

・おなかがいたくなった安倍さん
・やりきれなくなった福田さん
・死んでしまった松岡さん
・酔っぱらってしまった中川さん
・ツメをかむ仕草が多くなってきた麻生さん
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・死んでしまった永田さん

のように、けっこう精神的にまいっちゃってる政治家が多いのが気にかかる。


これは、単純に人間がヤワになったということではなくて、

・時代の変化のスピードが格段に速くなっていて、
・世界中の情報伝達スピードが速くなっていて、
・それに伴って判断しなければならないことが増えて、
・人間が経験したことのないスピードで情報を処理しなくちゃいけない

という、「現代」に象徴的な現象なんだと思う。

ふつうに会社勤めをしてる人でもちょっと病んじゃう人がとても増えている時代の変化が、政治家がいる世界にもやってきているということ。特に政治家の場合はその行動が常に報道される状態なので、単純に情報処理のスピードが上がって人間に負担をかけている、ということだけでなく、韓国のゴシップが原因で死んでしまう女優さんみたいな状態のように、自分を取り巻く情報の多さそのものにパニックになってしまっているのかもしれない。


とすると、政治家にもアメリカの一流スポーツ選手が採用しているような、メンタルトレーナーをつける必要があるのかもしれないな、と思う。最近になってようやくスタイリストがつくような感じにはなってきたと思うが、そうした対メディア・対外戦略だけでなく、論理的に精神的な内的バックアップをしてくれる存在が、今後重要になってくるように思う。



「気合い」で攻略できる時代はよかったと思う。これは、逆に言えばその程度の壁で済んでいたということだから。いまも「気合い」は時に大切だけど、それだけで乗り切れるほど、甘い時代ではなくなってきたのかもしれないね。



平成生まれのデジタルネイティブが政治家になるくらいの時代だと、困難はまた「気合い」だけでなんとかなるかも。

過渡期は大変ですね。





きちんと最後まで

日記|2009年 02月 16日|固定リンクコメント(0) このエントリーを含むlivedoorクリップ このエントリーを含むはてなブックマーク del.icio.usへブックマーク Yahoo!ブックマークに登録
きちんと最後まで積み上げるってのは、なかなかむずかしいですね。

でも、だからこそ、それが毎回きちんとできる人がいちばん格好いいと思うのですよ。

議論すること、人の話を聞くことはもちろん大切なことだけど、やっぱり自分は「やる」ということにこだわりたいなぁと思う。





Fireworks と Illustrator

日記|2009年 02月 14日|固定リンクコメント(0) このエントリーを含むlivedoorクリップ このエントリーを含むはてなブックマーク del.icio.usへブックマーク Yahoo!ブックマークに登録
新サービスのロゴをFireworksで作成していたが、どうも細かいバランスで気に入らず。

(ロゴをFireworksで作るなよ、という話もありますが、だって俺Fireworksしか使えなかったんだもん。)


0.1ポイント単位での調整がどうしても必要で、それができるのがIllustratorくらいしか選択肢がない。というわけで、腹を決めてIllustrator CS4 での作業を決意。

体験版を落として4時間ほど格闘すると、この10年間ずっとなじまなかったAdobe製品のインターフェースがけっこうこなれてきていることに気がついた。すごーく満足いくロゴができましたよ。かつては高機能だけどUIが非常にわかりにくいという印象しかなかったけど、すごく使いやすくなったねー。これなら自分にも使いこなせるかも。

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あんまり自分では画像編集しないと思ってたんですが、やっぱ自分がつくりたいものを極めるなら、これも自分でやらざるを得ないみたい。ほんとは本職のデザイナーさんにお願いしないといけないと思うんだけど・・・。


とりあえずPhotoshopも体験版入れてみて、操作がしっくりきたら本格的にCreative Suiteの導入をしよう。

ロゴを作ったり、イラストをつくったりするのもなかなか楽しかった。


でも、あんまりひとりでなんでもやりすぎるのは、よくないかなぁ・・・。





ホワイトハウスWebサイトと首相官邸Webサイト

日記|2009年 02月 06日|固定リンクコメント(0) このエントリーを含むlivedoorクリップ このエントリーを含むはてなブックマーク del.icio.usへブックマーク Yahoo!ブックマークに登録
Smashing Magazineにて、ホワイトハウスのWebサイトのデザインがリニューアルされたことがエントリーされていた。

けっこうおもしろかったのでご紹介。


まず、ホワイトハウス

thewhitehouse

一見して、受ける印象は「格調の高さ」と「強い意志」といったところか。

国に忠誠を誓う意味を含めていると思うが、ブッシュ時代は左上にあったホワイトハウスのロゴが中央に寄せられている。そして、一番目に入りやすい位置に

・new RULES(新しいルール)
・HOW OUR SCHOOLS should be(私たちの学校はどうあるべきだと思いますか?)
・NOT A TIME for PARTISANSHIP(党がどうとかいってる場合ではない)
・SUPER BOWL at THE WHITE HOUSE(ホワイトハウスでスーパーボウルを見たよ)

という非常に短いセンテンスで、「いま、伝えたいこと」がシンプルに提示されている。

この部分は時節によって差し替えられていくと思うが、短い言葉でたいせつなことを伝えていく手段として非常にわかりやすくてよい。また、「いまはこれを最優先に取り組んでいるのだから、他の手つかずの政策についてはちょっと待っててくれ」というエクスキューズの役割も果たすだろう。4つめは、堅くなりがちな政治系コンテンツをやわらげて、大統領に対して親近感を沸かせる意図が成功していると思う。

そして、なにより注目すべきはいちばん上のメニューのいちばん左、「the BRIEFING ROOM」のトップにあるメニューが、「The Blog」であるということ。

世界ではじめてじゃないだろうか。Blogの意味と役割を知り、それをいちばんはじめににもってくる国のリーダーは。やはり、新しい時代を象徴させるアイコンとして、いままでとはちょっとちがいますね。この男とその周辺は。

ちなみに、Flashは使用していない模様で、エフェクトはjQueryでかけてました。



では、我が国の首相官邸

kantei



日本に普及しているディスプレイサイズを考えると仕方ないかもしれないが、やはり横幅が狭く感じますねぇ。デザイン、日本的な感じでがんばっているとは思うが、やはりホワイトハウスを見たあとだと見劣りするのは否めず。たぶん、根本的な原因は、「このサイトでいちばん伝えたいこと」が明確になっていないこと。だから、どうしても羅列的なコンテンツになってしまうし、読む気も失せる。麻生さんがいま、いちばんしなくちゃいけないのは「自分がしようとしていること、それが何の意味をもっているかということを国民に知ってもらうこと」なんだと思うんですがね。

演説の本文を読むと、それなりに力強い言葉が並んで勇ましくて良いと思うんですがね。本人がどの程度演説文に赤を入れているかわからないのと、このそれなりに良い演説を、短いセンテンスで国民に伝えるということが圧倒的に欠落しているかと。だから、新聞にたたかれまくったとき、きちんと反論ができていない状態になっちゃうんですよね。

麻生さんは個人のWebサイトで「きょうたろう」という日記コンテンツを書いていたみたいなんですが、それこそこれをフィーチャーした首相官邸ページにするだけでも、いま、伝えたいことはなにかという点では現在とは雲泥の差があるかと。


政治系コンテンツは、現時点ではまだまだ規制があるのかもしれないけど、そろそろちゃんとしたWebコンサルタントをつけて運営されるようになっても良いと思う。オバマ氏の演説ライターが注目されたように、「自分が従事していることをどのようにわかりやすく伝えるか」という観点に専門的に力を発揮する人の存在は、ものごとを正確にきちんと伝えることがこれほど難しい世の中ではもっと重要視されるべきでしょう。

特にWebでは、発光体の画面を長く見ていること自体が苦痛なので、非常に短い言葉、印象的な写真で、伝えたいことのコア部分のみを表現することがとても大切。その辺が、もっと理解されてくると世の中がもっとよくなってくると思うんですがねぇ。


やっぱり、いまの日本に必要なのは、もっと「論理的に良いデザインが増えること」なんじゃないかな、と思う。






人が選んでくれた本を読むとけっこうおもしろい

日記|2009年 02月 04日|固定リンクコメント(0) このエントリーを含むlivedoorクリップ このエントリーを含むはてなブックマーク del.icio.usへブックマーク Yahoo!ブックマークに登録
2つ前のエントリにて、OLの私的消費という本がおもしろいよ、というお話を書きましたが。

これは彼女からおもしろいから読んでみたらと言われて、素直に読んでみた結果、自分的にかなりスマッシュヒットだった、といういきさつがあるんですね。

この、「人が選んでくれた本が、意外とおもしろかった」というのがとても新鮮で。


実は、最近あんまりおもしろい本がないなぁと思うことが多くなってきたんですが、それは単純に本当におもしろい本が少なくなったのかもしれないのと、自分が選ぶ本がけっこう似てきてしまってその傾向に飽きてきてしまった、という面があるのかなーと思いまして。

「おもしろい本が少ない」というのは自分ではなかなか改善できないけれど、「自分の選ぶ本が似てきてしまう」のはちょっと人に頼めば改善できるし、なにより自分がまったく意識していなかった脳みそが刺激されるような気がして、これがなかなか心地よい感があります。

で、心地よさを追求するなら、自分と趣味趣向・考え方が全く異なる人が選ぶ本を読むのがオススメ。もしあなたが男性なら、彼女や奥さん、女友達がそれぞれ自分の趣味で選んでくれた本を読むのが吉。選んでくれた本は一切なんの先入観も持たず、ただ、読む。これだけで、かなり脳みそへのシャッフル感が生まれます。


で、本日買った本。



押切さんが書いた本。自分では絶対選ばない種類の本だと思うので、こういうのが勧められてくるのが異性視点での選択のよいところ。半分くらいまではそれなりに読めますが、中盤以降は自己啓発と精神論のオンパレードにおなかいっぱい感満載。でも、こういう本も受け入れると、自分の中でいろんなものが吹っ切れてくるので、その体験を700円程度で買えるなら買ってよかったかな。



死体の経済学 (小学館101新書 17) (小学館101新書 17)
窪田 順生
小学館
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「これ見てみて」とタイトルのインパクトだけで薦められた本。未読。



政治とケータイ ソフトバンク社長室長日記 (朝日新書)
嶋 聡
朝日新聞出版
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おすすめ度の平均: 4.0
4 タイトルが悪すぎる
4 政治家から民間企業へ
4 ソフトバンク役員の仕事ぶりが垣間見れる


これはなにがひっかかったのか不明だが、とりあえず読んでみたらと言われたので。未読。



毎回選んでもらうのはそれはそれでよくないと思いますが、10回に1回くらいはこういうまるなげ方式で突然降ってきた本を読むような体験をするとよいかもしれませんね。




東京オリンピック招致、賛同しまっす。

日記|2009年 02月 03日|固定リンクコメント(0) このエントリーを含むlivedoorクリップ このエントリーを含むはてなブックマーク del.icio.usへブックマーク Yahoo!ブックマークに登録
J-WAVEを聞いていたら、元ヤクルトの古田氏が出ていて、東京オリンピック招致の宣伝をしてました。

そうそう、僕がほんっとにお世話になっているおざーんさんも招致活動をされていて、ずっと気になっていたんです。
オリンピックを呼ぼうぜ! [おざーんblog]


東京オリンピック・パラリンピック招致委員会Web


放送の中で古田氏が言っていたことの中で、特に気に入ったコンセプトが、

・パラリンピックが開かれることで社会設備的にバリアフリーが広がる
・そもそも暗いニュースのオンパレードを、なにか楽しい刺激で食い止めて、社会を楽しく変えていこう

というもの。


結局、世の中がよくなるかどうかの究極は政治がよくならないといけないんだけど、残念ながら日本の政治は諸外国からも指摘されるように貧相極まりなくて、この状態はなかなか変わらない。

政治を変えたければ、実際に政治の世界に優秀な人間が入り込んで直していくことしか方策はないんだけど、これまた残念ながら現在の政治環境では体制や既得権に飲み込まれてしまって、なかなか新しい波を起こすのは時間がかかる。


そこで。


一般の人間によって引き起こすことができるイベント、しかももっとも注目されるイベントなら、人工的に波を起こすことができるんじゃないか。世の中を明るくするきっかけはなんでもよいので、その波に便乗するやつらのポジティブな動きによって、明るさが結果的に拍車がかかっていけばいいんじゃないか? そんなふうに思うわけです。

いまさらオリンピックかよ、外国人の犯罪多くなったらどうすんだよなんて声も聞こえてくるけど、変化を嫌ってしまったら、悪い方へも変わらないかわりに、良いほうにも変わらない。そして、ただじっと何かがくるのを待っているだけでは、世の中はじりじりと悪い方向へ向かうわけで(これは選挙なしの首相が3代続いている現状をみれば明らか)、どこかのタイミングで良い方向へ舵を振り切っちゃう必要があると思う。


というわけで、僕は、東京オリンピックの招致、賛成しまっす。


※ただ、東京オリンピック・パラリンピック招致委員会のサイト、あんまよくないっすね。なにが重要な情報なのかさっぱりわからず、昔のインパクとかe-Japanをほうふつとさせる感じがちょっと。もうちょっと、ワンワード強調型のわかりやすい形にしたほうがいいと思いますよ。


「OLの私的消費」を読む

日記|2009年 02月 03日|固定リンクコメント(0) このエントリーを含むlivedoorクリップ このエントリーを含むはてなブックマーク del.icio.usへブックマーク Yahoo!ブックマークに登録
ひさびさに読み応えがある本に出会ったので。

OLの私的消費 (McCANN ERICKSON INSIGHT SERIES)
マッキャンエリクソン 戦略プランニング本部OLオデッセイチーム
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おすすめ度の平均: 5.0
5 ユートピアの時代を生きる彼女達
5 ナナメさんです!
5 息づかいまで聞こえそうなOL研究本!
5 充実した、面白みのあるターゲット本


これ、タイトルや装丁だけみるとあんまり男性は手に取りにくいかもしれないし、いわゆる上っつらだけをなめただけのマーケ本と誤解しそうなところだが、意外や意外、きちんとした定性・定量調査の元に導き出す論調が非常にロジカルで、すっと理解できる。もっと評価されてよい本。すっごいおもしろい。

女性向けマーケティングで言うと、世代別な話がもっとも多く、そこに結婚の有無や子どもの有無が加わった程度の味付け感が一般的。だけど、はっきり言ってしまうとそれはあんまり役に立たない。だって、20代とひとことで言っても小悪魔Ageha と More の読者層は天と地ほどちがうわけで。この部分のちがいって、女の人はある程度自然に受け止められるところがあるのかもしれないが、男からするとこれだけ趣味趣向のバリエーションがあること自体が理解ができなかったりする。そもそも、同じ女の子として生まれてきて、どの時点から派手目とか控えめとか自信なさげとかっていう分類がはじまるの?


この本を読むと、いまの女性については、「なにを売るか」と「どう売るか」の掛け合わせが非常に重要であることがわかる。

いや、これまでだってものを売るためにはずっと必要な要素だったんだけど。このバリエーションは現代に特有なもののように感じる。例えばdocomoの携帯シリーズが4つのコンセプト系統立てになったのも、この辺のマーケ感が影響しているんだろうな。


とりあえず、世の中と女性を理解するためのヒントになること請け合いなので、男子は読むべし。とっても勉強になるよ。